英文法を勉強するタイミング
英会話の学習に、何故英文法学習が必要かについてお話しました。ここでは、とりわけ大切な英語の語順についてお話します。
英語の語順
一見なんでもない数字の羅列14582367は、何回も繰り返し声に出す練習をすればスムーズに言えるようになります。法則を知れば来年でも10年後でも覚えているでしょう。
この「順番の法則」は英語ではとても大切です。何故なら、日本語と一番違う部分であり、英語の場合順番が狂うと通じなくなるからです。
英語の順番の法則といえば五文型。初心者がまず意識する部分は、S+V(第一文型) と S+V+O(第三文型)の二つです。
他の文型は使わないという意味ではなくて、この二つを意識していれば、後は付録的についてくるからです。
英語ではいつも「誰がした」「何がした」、「誰がした・何を」「何がした・何を」という順番です。この順番を日本語の語順に置き換えずリスニング練習やスピーキング練習練習をするのが大切です。 特に、スピーキング練習では、常に意識して練習して下さい。
S+V
SI Vam a designer.
SI Vlive in Kanagawa.
SI Vwent to Tokyo yesterday.
S+V+O
SI Vhave Oa brother and a sister.
SI Vlike Oapples.
SI Vplay Othe piano.
自然にこの語順が出てくるようになれば、その先の英会話学習・文法学習はグンと楽になります。初期の段階から常に意識するようにしてください。
前置詞について
英会話で案外重要なのは文型には現れてこない前置詞句の存在です。
代表的なのは、場所や時間を表す前置詞句。
"I went to New York in 2000."
to New York「場所」、in 2000「時間」を表す前置詞句です
この他にも、名詞を修飾する使い方もあります。例えば、「これで赤色はありますか?」と他の色を店員に聞きたい時、英語では
"Do you have this in red?"
と聞きます。
名詞+in 色名 という表現は、この他にも色々なパターンで使われます。
Look at the girl in red hair.
Read the words in red."
とても重要な前置詞句ですが、覚えるには頭が痛くなるほどパターンがあります。まずは、法則として学ぶよりもリスニング練習やスピーキング練習で注意を向ける程度にして慣れていきましょう。