英語を勉強する時の心構え
英語を勉強する時の心構え五か条。
目標をしっかり持って小まめな学習をしながら、英語らしい表現を覚えるのが英会話学習の基本です。 そのために、「辞書はできるだけ使わない」学習の大切さについてお話します。
辞書はできるだけ使わない
辞書を使ってはいけないと言っているわけではありません。
辞書を有効活用することはとても大切ですが、英会話学習の初期段階では辞書に頼らないようにした方が良いです。
理由は3つあります。
第一に、日常英会話表現の多くは慣用表現で、一語一語の訳が成立しない事が多いからです。
Hi, nice to meet you.は「初めまして」に相当しますが、辞書を使って訳せば「あなたに会えて良いです。」という意味になります。日本語ではこんな挨拶あまりしませんよね?でも英語ではごく普通な言い方なのです。
これはちょっと極端な例ですが、辞書に頼るとロクな訳になりません。特に日本語から英語にしようとするとヒドイことになります。
単語の意味を追うよりもフレーズで英語を覚えた方が、英会話習得の早道です。ですから、テキストの日本語訳で意味を掴めれば充分なのです。
二つ目は、辞書で調べている時間が無駄になるからです。
「徹底的に聞く」ことから始める英語学習では、学習時間をできるだけリスニング練習に充てるべきです。「辞書で単語を調べている時間」があったら、「より多く英語を聞く」ようにしたいのです。
そして、これが最大の理由ですが、英会話本番では辞書を使っている余裕はない!からです。
実践的英会話習得のためには、「相手が何を言っているか推測する力」を養う事も大切です。そのためにも、英会話初心者・初級者レベルではあまり辞書を使わずに学習するほうが効果が現れやすいのです。
もちろん、初期の訓練段階を経たら辞書を有効活用するのはとても大切ですよ。念のため。
それでは、もう一度確認しましょう。英語を勉強する時の心構え五か条。